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2024年8月8日
ORLIB株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤正春)は、このたび乗合バス・観光バス・ホテルなどの事業を展開する国際興業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:黒滝寛)を引受先とする第三者割当増資を実施しました。
2024年7月31日
「新たなリチウムイオン電池「pSi負極」とあわとり練太郎の関係性とは」と題するインタビュー記事が株式会社シンキ-HP、情報ライブラリに掲載されました。記事にはORLIBの技術とこれまでに行ってきたこと、これからやりたいことなどがわかり易くまとめられています。新型電池開発に不可欠な泡取り練太郎を製造するシンキ-様に感謝いたします。
https://www.thinkymixer.com/ja-jp/library/interview/lithium-ion-battery20240731/
2024年5月22日
フランス、パリで開催されたヨーロッパ最大のスタートアップとテクノロジーに関するイベント、Viva Technology 2024に出展しました。Country of the yearの特別招待国に選ばれた日本パビリオン、三菱重工業ブースで、さまざまな分野の多くのみなさまと直接、イノベーションを通して世界の課題を解決する方法を議論することができました。
2024年4月25日
ORLIBの新しい特許が公開されました(特開2024-58225、”二次電池、及び飛行体”)。この特許は負極と正極の容量比であるA/C比が0.4以下であること、特にA/C比ゼロの負極活物質のない電池を想定しています。我々は特別な条件では負極がなくても数回であれば充放電を繰り返すことができ、これまでにないほどの高エネルギーになることを見出しました。この特許によれば、負極自体の重さ、負極に含まれる電解液の重さ、加えて負極塗工しないことによる集電箔薄膜化の効果、さらには動作の際には対極Liによる電圧上昇効果により、450 Wh/kgを超えるエネルギー密度も可能となります。左の図は試作したセルの充放電曲線です。負極がないため充放電を繰り返すと容量が低下してゆきますが、非常用電源など、数回しか使わない用途には並外れた高エネルギーを発現します。ご興味のある方はご連絡ください(外為法リスト規制該当のため、用途は日本国内限定でお願いします)。
2023年11月29日
ORLIB株式会社、トヨタ紡織株式会社を引受先とする資金調達を実施.
新型電池を開発するORLIB株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤正春)は、このたびトヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:白柳正義)を引受先とする第三者割当増資を実施しました。
ORLIB株式会社、トヨタ紡織株式会社を引受先とする資金調達実施のお知らせ|ORLIB株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
2024年2月21日
タイバンコクで行われたイベント、”Tokyo-Thailand, The business Connecting Innovation for EV" にリモートで参加し、”Say Good Bye for Rare Metals by the Alternative Pre-doping New Concept pSi" と題して、資源問題のないLFPをpSi負極で高容量化することで人類の課題を解決できる可能性について発表しました。
2023年6月6日
2018年10月に出願し、2022年11月に日本で公告された特許が米国でも成立しました(出願人は東京大学)。特許番号はUS 11,670,756 B2です。今回は、日本特許では分割出願で除外していた製造方法も含めてすべての請求項が認められた点が注目されます。東大TLOはじめ、特許事務所、現地代理人のみなさまのご尽力に感謝します。
この特許を使うと各種のリチウムイオン電池のエネルギーを1.5~2倍に向上させることができます。みなさまに幅広く使っていただいて持続的で豊かな世界の実現につなげてゆきたいと思っています。ご興味のある方はご連絡ください。
*この特許は2023年9月12付けで中国でも登録されました。CN 111433928 B
2023年10月26日
ORLIBに新しい電極塗工機が導入されました。これまでに比べると塗工精度が格段に向上するため、セル試作のレベルが向上すると考えられます。また、2槽に分かれた乾燥炉も備えているのでより高速て効率的に電極を塗工することができます。大型ドローン用電池の電極塗工に活用してゆく予定です。
2023年4月25日
日本経済新聞、テック面、テクノロジストの時代というコラムに「新型リチウムイオン電池に挑む ORLIB」と題する記事が掲載されました。
2023年2月22日
ソフトバンク株式会社、三洋化成工業株式会社、ORLIB株式会社、日本ケミコン株式会社および国立研究開発法人産業技術総合研究所は、防衛装備庁の「安全保障技術研究推進制度」に係る令和4年度新規採択研究課題に採択されました。現行のリチウムイオン電池より大幅に軽量化が可能な有機正極二次電池に着目して、その充放電機構の解明や課題である高サイクル特性と高重量エネルギー密度(Wh/kg)の両立に取り組み、長時間の滞空が可能な無人航空機などへの活用を推進します。レアメタルを含まない有機正極二次電池の研究を加速することで、世界的に問題となっている資源不足や価格高騰の影響を受けにくい次世代電池の実現を目指します。
500Wh/kgを超える有機正極二次電池の開発に向けた充放電機構の解明と高エネルギー密度化の研究について (orlib.jp)
2023年1月31日
ORLIB株式会社と株式会社GSIクレオス(東京都港区、代表取締役 社長執行役員:吉永直明、以下GSIクレオス)は、GSIクレオスの独自開発品であるカップ積層型カーボンナノチューブ(CSCNT)を純シリコン負極へ充填したリチウムイオン二次電池(LIB)の開発に成功したことを発表しました。これまで純シリコン負極LIBは負極材料の理想形とされながらも技術的課題が多く、実用化には至っておりませんでした。このたびの成果により、次世代の大容量LIB実現に大きく近づきました。
2022年12月22日
日刊工業新聞のニュースやオリジナルコンテンツを、より新鮮に読みやすく発信するサイト、「ニュースイッチ」にORLIBが取り上げられ、”【ディープテックを追え】シリコンを電池材料に、課題を乗り越えるアイデアとは?”と題した記事が掲載されました。
2022年11月14日
ORLIB独自技術の一つであるSi負極の特許が公告されました(特許第7170330号「二次電池用負極及び二次電池」)。特許権者は東京大学ですがORLIBが独占的に利用できるものです。内容は加圧電解プレドープで生成する安定なSiであり、非晶質Siの中に島状の炭酸リチウムが存在するものを権利化しています。Siも充放電によって表面にSEIが形成され、通常は副生物として酸化リチウムが生成します。私たちは酸化リチウムの代わりに炭酸リチウムが特定の構造(島状)で生成する場合に充放電を繰り返しても劣化しにくい安定なSiとなることを明らかにし、この特許に至りました。Siを活物質とする場合、安定なものを追求すると何らかの形でこの特許技術に近くなることも考えられ、今後の展開が楽しみです。
安定なSi負極を得るための方法である”加圧電解プレドープ”法についてはモノの特許とは分離して出願しています。
2022年10月18日
2022年10月18日付化学工業日報に”次世代超高容量電池、25年にも実用化へ”と題する記事が掲載されました。正極に有機チオアミンを使用し、シリコンや金属リチウム負極と組み合わせて超高エネルギーを実現しようとするものです。すぐに実現可能な高エネルギー技術だけでなく、多少リスクがあっても夢のような技術まで戦略的に開発を進めてゆきたいと思います。みなさまのご協力をお願いします。
2022年10月3日
2021年度10月から実施していたNEDO「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」プロジェクト、”連続加圧電解プレドープ技術による大型ドローン用高エネルギー二次電池の技術開発”、フェーズBが先月で終了し、2023年12月からフェーズCとして2年の予定で主に事業化技術の開発を行うこととなりました。みなさまのご協力をお願いいたします。
2022年9月14日
株式会社AndTechが開催する「産業用ドローンにおける航続距離向上技術と電池・エネルギーデバイスと安全性への要望」と題するWebセミナーに代表の佐藤が登壇します。
2022年9月22日(木)12:30~17:45、佐藤は16:30~17:45
https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10346
ご興味のある方はご参加ください。参加費 55,000円(税込み、テキスト)
2022年9月14日
ORLIB株式会社は2022年11月17日、18日にカルッツ川崎で開催される”第15回川崎国際環境技術展に出展します。みなさまのご来場をお待ちしています。
2022年10月3日
2022年10月3日付化学工業日報、デジタル社会面に”シリコン負極LIB、産業用ドローンに照準”と題する記事が掲載されました。高エネルギーを必要とするみなさまに、一日も早くサンプルをご提供できるよう開発を進めてまいります。
2022年3月7日
日本経済新聞に掲載された「次世代電池、26年商用化、ソフトバンク容量2倍」という記事において、連携して研究開発を進める会社としてエンパワー・グリーンテックとならんでオーリブも掲載されました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC28BZ70Y1A221C2000000/?unlock=1
2022年3月31日
未来館実験室の原状復帰工事が終了し、確認と検収を行いました。その際、未来館のみなさまから暖かいプレゼントをいただきました。
・「高エネルギー達成」祈願のだるま
・ オリーブの砂糖漬け??
ありがとうございました。
2022年3月24日
2017年のJST STARTプロジェクトからお世話になった日本科学未来館から引っ越しを行いました。新しい住所は以下の通りです。
〒231-8715 神奈川県横浜市中区錦町12 Yokohama Hardtech Hub
2022年3月25日
Webセミナー「神奈川大学リチウムイオン電池オープンラボ」が開催され、「加圧電解プレドープ技術を用いた高エネルギー二次電池の開発」と題して代表取締役の佐藤が講演を行いました。聴講者は70人前後、講演後には具体的な方法や将来の展望についてなどの質問がありました。
新型電池オープンラボ第31回講演会のお知らせ【3月25日開催】/イベント|神奈川大学 (kanagawa-u.ac.jp)
2022年6月3日
ORLIB株式会社は設立直後の2020年に東大IPC 1st Roundに採択され、ベンチャーとしての心構えから事業計画、資本政策の作り方などさまざまな支援をいただきました。今回、同ホームページにORLIB社設立までの経緯を紹介するインタビュー記事が、Founders Storyとして掲載されました。
2022年1月26日
2022年1月26日から28日に東京ビッグサイトで開催されたNanotech 2022のNEDOブースに出展しました。
2022年1月19日
2022年2月からオンライン、および虎の門ヒルズで開催される大手企業とスタートアップとの新事業提携相談会、Innovation Leaders Summit において、人気のスタートアップ100に選ばれました。
2022年1月19日
2022年1月19日~21日に東京ビッグサイトで開催された第14回オートモーティブワールドの東京産業株式会社様ブースに出展させていただきました。
2022年1月9日
ORLIB株式会社の実験室が入る日本科学未来館において、開発した高エネルギー電池を搭載したドローンの飛行時間を確認して、電池の仕組みや高エネルギー電池の用途について考えるイベントを開催しました。
ドローン公開実験!どっちの電池が長持ち? デモフライト&研究者トーク | 日本科学未来館 (Miraikan) (jst.go.jp)
2021年12月15日
東大IPC様からのご提案で、本社のある東大アントレプレナーラボ近くで西原会長、佐藤社長の写真撮影を行いました。
2021年12月10日
約1年6か月ぶりに経団連会館で対面形式により開催されたピッチイベント第6回「Keidanren Innovation Crossing (KIX)」に登壇し新たな蓄電池技術について発表しました。
第6回 Keidanren Innovation Crossing「KIX」を開催 (2022年1月13日 No.3528) | 週刊 経団連タイムス
2021年12月1日
パシフィコ横浜・ノースで開催された第62回電池討論会にて「加圧電解プレドープしたSi負極を用いた高エネルギー二次電池」と題する発表を行いました。
2021年11月22日
2021年11月16日に実施したNEDO NEP B 成果発表会の結果をPR Timesで発表しました。
「ドローンの長時間飛行を実現する高エネルギー電池開発プロジェクト」成果発表会を開催|ORLIB株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
2021年11月19日
2021年11月19日~21日に東京ビッグサイトで開催されたメンテナンスレジリエンス展の、インフラ検査で実績のある三信建材工業株式会社様のブースに出展させていただきました。
2021年11月16日
日本科学未来館7階ロビーを会場として、NEDO、インフラ検査会社、ドローンメーカー、材料メーカーの担当者を招いて、NEP Bプロジェクトで開発したドローン用二次電池の成果発表会として、ドローンの飛行実験を行いました。結果は従来の電池の飛行時間が9分13秒、開発した電池が15分50秒となり、長時間飛行が実証できました。
2021年11月9日
NPOベンチャー支援機構MINERVAが開催した、第233回MINERVAビジネスプラン発表会にてORLIB株式会社の高エネルギー二次電池技術と事業戦略を発表しました。
2021年11月2日
ソフトバンク株式会社様が発表した「次世代電池の実用化に向けた進捗」に関する発表において、共同研究先の一つとしてORLIB社も紹介されました。
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2111/04/news058.html
2021年10月29日
500Wh/kg高エネルギー電池実現のカギとなる有機正極活物質の特許が公開、新世代二次電池候補の基盤技術となる可能性も!と題する発表をRR Timesで行いました。
500Wh/kg高エネルギー電池実現のカギとなる有機正極活物質の特許が公開|ORLIB株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
2021年11月5日
9月6日にオンラインで開催された第42回NEDOピッチでの発表について、オーディエンス賞を受賞しました。ご参加、ご聴講いただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
2021年10月14日
経済産業省が進めている2050CNの実現に向けたイノベーションに挑戦する企業をリスト化し、投資家等に活用可能な情報を提供するプロジェクト「ゼロエミ・チャレンジ」で発表された上場・非上場企業あわせて約600社の「ゼロエミ・チャレンジ企業」の1社にORLIBが掲載されました。
2021年9月6日
「次世代バッテリーTech. ver.」をテーマにオンラインで開催されたNEDOピッチに登壇し、「高エネルギー(軽量、長持ち)の新型電池」と題して発表しました。
2021年7月31日
日本科学未来館のイベント、オンラインラボツアーが開催され、電池の構造や未来の電池の開発の様子などを説明しました。
2021年7月21日
2021年度NEDO「新エネプロジェクト」にORLIBの「連続加圧電解プレドープ技術による大型ドローン用高エネルギー二次電池の技術開発」が採択されました
2021年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」に係る実施体制の決定について | 公募 | NEDO